牛を扱う少年
沐浴するM
3/11(Sun)9:43

明日で最後となるバラナシ。有意義に時間を使おうということで、8時半に起き洗濯。何故か屋上のレストランにTVが設置されていた。キッチンのおっちゃんは嬉しそうだ。とりあえず90年代のサムい中国映画みたいなノリのインド映画を観ていると、北斗の拳もしくはMADMAXの世界からワープしてきたかのような世紀末ムードたっぷりの革つなぎ&革短パン、革ブーツ、革グローブ、そしてバンダナを巻いたおっさんが突然乱入。一緒にいた外国人の女の人もドン引き。自分、マジ惚れる。脇の下だけ開いている革ツナギ、ヤバイ。写真に収めたかったがぶっ殺されそうなのでやめた。

19:43

Mが沐浴するといったのでガンガーに行ってみる。めっちゃ寒そう・・・。でも沐浴を済ませた彼の心と体はどこか垢抜けてさっぱりしているように見えた。その後一度ホテルに戻り、両替をしに前の両替屋へ足を運んだのだが、間違いだった。Mは二回目だが、自分ははじめてということで100ドルで3050ルピーしかもらえなかった。ありえん!ムカムカしながらメシをくい、エレクトリックガネーシャを買ってホテルに戻りふて寝。晩飯のチキンパコーラ(チキンを揚げもの)がマジうまかった。ほうれんそうのパコーラもかなりうまいね!ところで隣の南米系の客が相変わらずうるさい。サイケトランス流れてきた。ノリノリ!
沐浴する俺
ハンバーガーとマッシュポテト
悲しみのシンボルの行進
3/12(Mon)12:30

昔のフラッシュバックを繰り返し繰り返し見ながら、雷と雨と蚊に刺されたところの痒みで6時頃起床。すごい雷だ。しょうがないので再び寝たのだが、8時半にはすっかり晴れていた。朝メシを食い、自分もガンガー沐浴を試みる。やたらヌルヌルする足場にビビりながら海パンで入水。寒い。が、気持ちがいい。朝から抜けないもやもやは別に無くならなかったが、体がぽかぽかしてとても爽快だった。Mがベンガルトラロードでポストカードを大量に購入した後、再び雨が降り出してきた。急いで帰り、服を取り込む。そしたら晴れた。おい・・。その後、本格的な日本料理やピザなどが食べられるイーバカフェという店に行く。ラーメンとぎょうざを頼んだが、とてもうまかった。マジで本格的で、だしがちゃんと効いていた。

19:35

その後インターネットカフェでネットして、ガンガーに以降としたが、偶然出会った日本人達とラッシーを飲みに行った。そしてホテルに帰り、いつもの屋上レストランへ。ハンバーガーが結構おいしかった。もう明日でバラナシともお別れ。寂しい。そうこうしていたら、何やらまた外が騒がしい。一体何をしているのかは見当もつかないが、とにかく過激だった。若い男達が鉄のムチらしきもので自分の背中を叩いており、流血していた。ヤバすぎる。なんだか演説のような男の声も響いている。ホテルのオーナー曰く、ムスリムの「悲しみのシンボルの行進」らしい。うーん強烈。

21:40

明日は早いというのに、またあの軍団が現れた。エレクトリック・ビッグバンドだ。さっきの行進とは打って変わって今回はまた底なしに明るい。見るからに明るい。蛍光灯も明るい。結局このビッグバンド達が何故行進しているのかは分からなかった。しかしMCとキーボードがいないのが悔やまれる。本当録音しとくべきだった・・・。
行きつけの屋上レストラン
インドでグラフィティを初めて見た
3/13(Tue)10:23

昨日の夜はハラと蚊のせいでほとんど眠れなかった。しかし自分の体と意識はまったく別の場所にあったように思える。朝8時ごろに起き、歯と顔を洗う。今日でこのホテルともお別れ。布団をもらえる約束だったが、別のオーナーだったのでダメ出しされて結局1枚400ルピーというめちゃ高い買い物になった。自分は買わなかった。これからバラナシ〜ムンバイ間の30時間の旅が始まる。凍え死ぬか。南インドの暑さに助けられるか。賭けが始まった。

19:12

何とか列車が発車し、まったりとムンバイへ行くはずだったが夕方、寝ていたらいきなり「ディナー?」とおっさんが言ってきたのだが、寝ぼけて「ウン!」と言ってしまった。値段を訊かずにノンベジのチキンカレーなんか頼むもんだから、400ルピーも取られてしまった・・・。しかもチキンは半生で、まずく、自分らはかなりショックを受けてしまった。さっきいきなり雹が降ってきた。3段エアコンなしの寝台車両はボロなので天井の排気口からパチンコばりに雹がコロコロ落ちてくる。みんな大騒ぎ!フィーバー!
インドのタレントは皆胡散臭い
3/14(Wed)19:00

着いた。やっと着いた・・。ムンバイ・・。とにかく疲れていて、マドガオン行きのチケット予約にシック八苦。何とか外国人専用窓口を探し当て、今日中に行こうとしたが、満席。結局明日の朝6時55分発の列車に決めた。エアコン付きのね!で、その後ムンバイで1泊するための宿探し。これもキツかった。ムンバイ中心部はリキシャー規制をしており、タクシーしかいない。タクシーに乗りお目当てのホテルへ行ったが満席。しかたなく駅周辺をフラフラしてようやくSHEEL HOTELという安いホテルを探し当てた。設備はベッドしかないが、寝れるだけマシってやつだ。明日は早いもう寝る!
アンジュナビーチのレストラン 3/15(Thu)20:45

朝6時55分の列車に乗り、ゴアを目指す。時間にして約12時間だ。丸30時間乗っていた自分らにはもはや何の苦でもなかった。エアコン付きの車両でとても快適に過ごせた。夜7時過ぎにチビム駅に到着。目指すアンジュナビーチの最寄駅だ。オートリクシャーで約40分。マプサを通り過ぎアンジュナビーチに到着!!夜で当たりは真っ暗。何も見えないが、波の音だけが聞こえてくる。海辺である証拠だ。お目当てのマリーズホリデーホームに予約をしに行くと、なんとラッキー空室があった!初めてガイドブックに載っているホテルに泊まれた気がする。そして今、隣のレストランでフッシュヌードルを待っている。明日から6日間。ゆ〜〜〜っくりくつろぎますか。というかそこらでサイケトランスがかかっている。アガる。
南国である
アンジュナビーチの浜辺
3/16(Fri)23:51

朝起きて、とりあえず両替をした。最後のトラベラーズチェック100ドル分を全てルピーに変え、4320ルピーゲット。普通にマトモな銀行がこんなのどかな田舎ビーチにあって驚く。その金で念願のゾウリゲット。ビーチへ繰り出した。暑い!とことん暑い!!しかしビーチはかなり気持ちがよく。Mは泳いでいた。自分も海パンを持ってくればよかったと後悔。しばしビーチで休んで、一度部屋に戻った。洗濯物が放つ高い水分で部屋の湿度はMAXだ。とりあえず空気を入れ替え、乾かす。そしてまた外に出て、レストランでグレープジュースとラッシーを別々の店でハシゴ。やたら水分を補給する。暑いし。そしてその都度ボーっする。崖っぷちで水平線を見ていたが、本当に美しいと思った。ここはインドにしてはとても静かで、穏やかな時間が流れている。夜、再び街に繰り出し、ベジヌードルを注文。ついてくるナンプラーを入れるとグッと日本的な味になり、ウマい。しこたまかけて食す。そして満腹になり夜道を歩いて帰宅。相変わらず部屋の湿度はサウナ並みだ。ホットシャワーに感激。


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