突発的企画
携帯ファミコン作ろう!




それは突如、自分の心に訴えかけてきたのだ。
「あなたはファミコンマニアとしてソフトの攻略だけでなく、もっとハードに関心を持ち、携帯ファミコンを作らなくてはいけないのです。
携帯ファミコンを作ることにより、己を磨き、更なるハードのスキルアップを望むことが出来ます。
マニアックマンションを電車の中でやりたくありませんか?
と。
いや、別に
電車でマニアックマンションはしたくないんだけど携帯ファミコンとは何か燃えるぜ!イイじゃねえか!
作ってやろうじゃネエエエカよ?
という訳でs。
どんな感じ?というと、ぶっちゃけた話、携帯ファミコンは液晶モニタをニューファミコン本体の後ろに付けるというモノです。<
ぶっちゃけ過ぎ
でっかいゲームボーイみたいです。うっとり。

まず資料でsが、自分はゲームラボ 99年11月号の丹治佐一さんの記事を元に製作しました。ありがたや。
言ってみればゲーラボに載ってた携帯ファミコンを真似して作るだけなんでsけどね。
では、まず作るにあたって必要なものをリスト可します。


・ニュー ファミリーコンピュータ
ワイド5.4インチRGB液晶モニター
ビデオ信号→RGBコンバータユニット ver.II (完成品)
・スピーカー(5センチ)
・電池ボックス(単2電池4本タイプx2)
・単2電池8本(充電池を推奨)
・ACアダプタプラグ(2.1mm)
・ON/OFFスイッチ(適当に小さいやつ)
・トルクスドライバー(ファミコン用特殊ネジを開ける為に必要)
・ドライバー
・細型半田ごて
・活性ヤニ入り半田
・ピンバイス(穴あけに必要)
・カッター(デザインナイフ推奨)
・ヤスリ
・ニッパー
・ビニールコード類


こんな感じでしょうか。あと、それなりの電子工作の知識とテクニックが不可欠。

うっとりサイズモニタ。
液晶モニタとビデオ→RGBコンバータはそれぞれあのアキバでも超有名な店、秋月電子通商で入手します。
5.4インチは2400円ととてもお手頃価格なのでオススメでs。
この液晶はSTNなので残像などがありますが、クッキリとしていてなかなかのものです。
それに、バックライトも装備し、電源を繋げば液晶を点灯させる事も出来、なかなか気が利いてます。
ここではこのモニタを使用して製作を進めていきます。
「オレはキレイなTFT液晶モニタを使いたい是!!」って輩は勝手にどうぞ。<ぉい
この液晶モニタを接続するにはRGB信号が必要。
しかしニューファミコンにはスーファミと同じ音声/映像端子が付いていながらRGB出力が出ていません。
だからニューファミコンは映像信号であるビデオ信号からRGB信号を作らなくてなラなぃ為、
同じく秋月電子通商のビデオ信号→RGBコンバータが必要なのです。値段は2700円。
これでビデオ信号をRGB信号に分解してモニタに出力できます。
更に、このコンバータにはモノラルアンプが内蔵されているのでファミコンから出力されている
サウンドを出すことも可能なのです!ワオ!
ちなみに、スーファミやプレステはRGB信号が直接出力されているので、
このようなコンバータを取り付けなくても液晶モニタにダイレクトに入力すれば映像を映すことができまs。
そして、コントローラはというと、やはり携帯と言うことで内蔵させちまいます。
電源は単2電池8本。経済的な充電池を使用します。
ちなみに普通のACアダプタ(12V)でも利用できるので、家でやる場合はそっちを利用したほうが経済的!

では、本格的な製作説明と行こう!!






「コントローラを内蔵する」

やっぱ目指すは「でっかいゲームボーイ」ですから必然的にコントローラを本体に内蔵しまs。
まず、トルクスドライバーでニューファミコンの本体のネジを外し、外の部分をはずします。
ちょうどROMカセット差込口の上に言い感じの空きスペースがあるのでそこにコントローラを内蔵しましょー。
ただ、始めはそこに差込口のフタがネジで止められているので外しまs。そして真中のネジ止め用の出っ張りもニッパで切り落とします。
慎重に切り落とさないとヒビが入りますゼ
旦那!で、いざケースに取り付けとナルと、コレがまた面倒。
コントローラ基盤はボタン位置が決まっている為、本体に開けた穴の位置が少しでも違うとボタンが押せません。
正確な位置を取る為にはトレーシングペーパーを利用。コントローラのネジをはずして分解。ボタンとゴムとコードを外し、
基盤サイズに切ったトレーシングペーパーを基盤に重ね、ボタンを外したコントローラにセット!そうずればホラ
ボタンの穴からトレーシングペーパァーが見えるッしょ?そこに穴の位置を転写すれば正確に写し取れるというわけ。ヤッタネ!
移したらペーパーの裏から鉛筆で薄く全体を塗り潰し、本体のコントローラ取り付け部にそれを貼り、上から移した線を鉛筆でなぞりマス。
しっかりなぞったら正確な位置が本体に転写できてるっしょ?<テク
この線を消さないように線に沿ってピンバイス(ドリル)で穴をあけ、丸穴はリーマー、細長い線はデザインナイフで少しずつ削っていきます。
削り終わったらヤスリがけをし、紙ヤスリで綺麗に仕上げます。丁寧に行えばかなり綺麗に出来るでしょう。
こう見えても自分は昔、プロモデラー志望でした。<ぉ
模型作りのスキルは多少あるためここラ辺は簡単でしたが、初心者には結構辛いかもしれません。耐えます。
穴にボタン類が入り、問題が無いみたいでしたらようやく取り付けます。ケースの裏からボタン、ゴム、基盤の順にかぶせていき、
5mmネジで固定します。ここで注意して欲しいのが、基盤とボタンがずれないようにする事です。ずれてしまったら元も子も有りまセン!
また、逆にぎりぎりまでコントローラ基盤と本体を固定してしまったらボタン類が押せなくなるのでスペーサーをいれて固定。
これでコントローラ内蔵完了!!↓↓

取り付け完了。結構うまくいった。後ろはこんな感じ。セロハンテープで補助固定。<すな






バッチリ認識したx!
この時点で普通にコントローラコネクタにコードを差してに認識するかチェック。
ボタンがうまく認識しなかったらボタンと基盤がズレてるので直しまs。









「液晶モニタの接続」

配線構成図。
さぁ、次は今回の重要ポイント、モニタ接続でs。
まず最初に、右のの配線図を見ましょう。
コレはゲームラボに載っていた配線図を元に、
新たに自分がチマチマと描き直したモノです。
何故描き直すのかというと、ゲームラボに載っている
ビデオ→RGBコンバータは今回使う前のヴァージョンで、
Ver. IIとは基盤構成が結構異なるのです。だから、
実際製作に手こずったが、これは最新のVer. II用なので
皆さんはコレどおりに配線すればいいわけでs。
まー、まず見て大体わかると思われるが、こういうのは
配線の順序を間違えると大変な思いをするので、
やり易い順序で配線していきましょう。
マず、モニタにコントラスト調整用の10KΩ半固定抵抗を
取り付けます。あんまりのんびりやってると、銀色のパッドが
はずれて再起不能に陥るので素早く作業します。
(自分はここで失敗し、危うく挫折しかけた)
次に15cm程度の多芯ケーブルをモニタの接続ポイントに
それぞれ半田付けします。色分けしたらわかり易いよ!
コレがあまりに短いと作業が難しくなるので余裕を持った
長さにして!RGBやSYNC等の配線を間違えずにね。
次は裏ブタにスピーカーを装着させちゃいます。
ついでにコンバータ基盤を取り付ける穴も開けとき鱒。
今度はモニタの外側にある穴を利用してファミコン上部に
ネジでモニタを固定します。しっかりと真中に固定!
さて、今度はファミコンのメイン基盤を取りだし、図のように
コードを接続。電源コードの途中にあるスイッチですが、
本体の右上部にそれが入る穴を開けておきましょう。
配線をしたあとスイッチを固定し、コンバータに線を接続。
そしてスピーカ、モニタからのコードをコンバータに配線。
そうしたらモニタの配線は終了です!



ビデオ→RGBコンバータ配線完了図1。(わかんねぇよ)
配線完了!


ビデオ→RGBコンバータ配線完了図2。(だからわかんねぇよ←手こずったモニタ配線。10KΩ半固定抵抗を右の白いコネクタに付けています。。



「コントローラの配線」

ここまできたらあと一踏ん張り。残るはコントローラの配線をファミコン基盤に直接接続するだけです。
これは間違えなければ決して難しくない作業なのでぶいぶい進めましょう。

配線MISS注意!










ただこのように接続するだけで終わり。楽チ〜ン!
しかし間違えて2Pコントローラに繋げないように!<経験者は語る(哀)
コードは適当に切って中の細いケーブルを取り出して利用します。
切った長さが長すぎても邪魔だし、短すぎてもとどかないので
大体15cm前後が適度でしょうか?自分は目分量だったためやたら長く、
結構分厚いコードが邪魔だったりしました。注意!















「電池ボックスの製作」

さぁこれで本体自体は完成しました!残るはACアダプタを使う電池ボックス製作です。
この電池ボックスはファミコンの裏になるべく手の邪魔にならない場所に接着して下さい。
こんな感じ?



はい、終了。(早過)これをニューファミコンのACアダプタ端子に接続するわke。



これは、失敗作。<電池4本じゃねえか予
こんな感じ。(これは4本)

これを接続したら遂に・・・。


















これがFAMICOM BOYだ!


完成!








76in1だけどさ。<こら

カラテカだってバッチリさ!!
どうだい旦那!是非作ってみようとは思わないかい?!




製作後記

ようやく3日かけて作ったのだが、まず感想。液晶の関係上、残像が起きるので
あまりアクション向きではない
しかし止まっているととても綺麗で十分使えるモニタです。サウンドもなかなかパワフルで好感が持てます。
グリップも結構あり、でかくたって持ちやすいでs。何せファミコンのパーツが全て純正なのでソフトの立ち上がり、操作性などにおいて
引きを見ません。欠点と言えばでかいこと位です。しかし、そんなことはもうどうでも良いです。
ただ、電子工作初心者である自分ですらこんな代物を作れたというだけで嬉しくって仕方がないでs。
本当に作って良かったと思った。
このことはきっと一生忘れない!

そして、2000年5月27日(土)液晶をTFTし、画質を向上させる計画
成功。
野望は又ひとつ実現した。。コレをすることによってかなりの画質向上がはかれます!
ついでにビデオ入力を搭載しているのでPSでもDCでもモニタに表示可能!!キレイx!
でも液晶代18900円。(即死)

次なる野望は、、、、、、携帯スーファミ!<実現化
または、、、、、、携帯ロクヨン!<





今度作ってみようかしらねえ

ちょっと!説明に間違いが
あるよ

ちょっと
質問








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